歴史叢書 | オーディオブック | 原田武夫.com

IISIA歴史叢書 全3巻

256.jpg

概要

概要


なぜ“歴史”なのか?


近現代史の隠された屋台骨である資本主義の歴史は「破壊」と「創造」の連続です。
「歴史は絶えず進歩している」というあまりにも楽観的な進歩史観が夢想として打ち砕かれた今だからこそ、あらためてこうした本当の歴史の原理に立ち返る必要があるとIISIA代表・原田武夫は考えます。
“これまで”生じてきた出来事を振り返ることで、“今”、そして“これから”のマーケットの
展開をひも解く術が見えてきます。

充実の全3巻


第1巻 反外資の系譜~明治維新より日仏銀行に至る顛末~
52.jpg今や頻繁に耳にするようになった“反外資論”。この起源は、果たしていつまで遡ることができるのか?そして、周期的に燃え上がる“反外資論”が持つ一定のパターンとは?戦前における日本興業銀行(現みずほコーポレート銀行)を軸に“反外資論”と“外資推進論”のせめぎ合いを、IISIA代表(CEO)・原田武夫が描く!


LinkIconiTunes Storeで購入する
LinkIconフィービーで購入する


第2巻 「続・反外資の系譜~イランから石油を獲ってきた男・出光佐三とその遠景~」
054.jpg戦前、日本からはるか遠く離れたイランへと石油を求めた男がいた。出光佐三――出光興産の創始者である。現在以上に複雑を極め、情報量も少なかった中東情勢。にも拘わらず、出光は何故イランの石油にアプローチすることができたのか?世界の石油メジャーたちに翻弄されながらも、確固たる“信念”を貫き通した彼の活躍に、現代の金融資本主義を捉えるヒントを探る!


LinkIconiTunes Storeで購入する
LinkIconフィービーで購入する


第3巻 「電力外債という絆~なぜGHQは『電力の鬼』松永安佐エ門に負けたのか」
055.jpg「さぁ、これから俺が、アメリカと戦争をはじめるんだ」
あの強大な権力を持つGHQですら傅(かしず)かせた男。そして、敗戦と同時に「対米開戦」と叫んだ男。「電力の鬼」松永安佐エ門とは一体何者だったのか。そしてまた彼はなぜ、何者をも恐れず、勝者であるはずの米国ですら蹴散らかしながら「鬼の道」を驀進し続けることができたのか。


LinkIconiTunes Storeで購入する
LinkIconフィービーで購入する

発刊にあたって(原田武夫)

発刊にあたって(原田武夫)

こんにちは。
IISIA代表・原田武夫です。
この度、私どもIISIAより新たに「IISIA歴史叢書」シリーズを発刊することと致しました。

「IISIAはマーケットとそれを取り巻く国内外の情勢の“今”と“未来”を
探究するのが仕事。それなのになぜ今さら歴史なのか? 」
そう思われる皆様も多いかもしれません。

かつて私は『「日本封じ込め」の時代-日韓併合から読み解く日米同盟』
(PHP新書: http://www.haradatakeo.com/company/library011.html )
という本を出したことがあります。
かれこれ2年ほど前に草稿を書き終えた本ですが、これを書くにあたり
つくづく思ったことが1つありました。

それは、現代を知り未来を見通すためには、過去の歴史を
まずは学ばなければならないということです。
とりわけ、近現代史の隠された屋台骨である資本主義の歴史は
「破壊」と「創造」の連続です。
「歴史は絶えず進歩している」というあまりにも楽観的な進歩史観が
夢想として打ち砕かれた今だからこそ、あらためてこうした本当の歴史の
原理に立ち返る必要があると思うのです。

上記の『「日本封じ込め」の時代-日韓併合から読み解く日米同盟』を
書き終えてから、私はふと思いました。

「今の日本でしばしば口にされる“反外資論”は第2次世界大戦より
前においても語られていたことなのか。それとも1945年から始まる
日本の圧倒的なアメリカ化の中だからこそ見られる現象なのか。」

仮に、明治の昔から“反外資論”が唱えられていたとすれば、
それはいわば日本資本主義において常につきまとってきた
議論だということになります。
これに対して、かつては“反外資論”がなかった、あるいは今のような
感情的な“反外資論”ではなかったということになれば、
戦前と戦後は繋がっていない、あるいは繋がっていても何かが
大きく変えられたということになります。

もっといえば、仮に“反外資論”が周期的に近現代日本で起きてくるものだとすれば
そこに見てとれるパターンの推移から、今叫ばれている“反外資論”の
向こう側にある日本マーケットの未来を見通すことができるのではないでしょうか。
――IISIAで現状分析を大車輪で行うからこそ、
  私はますますそうした歴史的検証を今後行っていきたいと
  強く思うに至ったわけです。

そのようなわけで今回は「IISIA歴史叢書・第1回」として、
戦前における日本興業銀行(現みずほコーポレート銀行)を軸に
“反外資論”と“外資推進論”のせめぎ合いを描いてみました。

サブプライム問題で巨額損失を出し、話題を集めたばかりの同行ですが、
実はそもそも外資投入のために創られた国策銀行であることを
ご存じでない方も多いのではないでしょうか。
しかし、欧米の「越境する投資主体」たちはそうした歴史の上に立って
行動し、発言してきているのです。

日本マーケットの潮目、そして個別の日本企業に見られる潮目を
考えるにあたって彼らにとって実は常識であるこうした日本の
資本主義史を学ばないという手はありません。

「IISIA歴史叢書」は今後、約2ヵ月に1回のペースで
私、原田武夫自身が筆をなめつつ刊行していきたいと思います。
分量も新書でいえば約2章ほどに相当する読みやすいものにしたいと考えています。

一人でも多くの方が「IISIA歴史叢書」を手に取られ、私たちの国・ニッポンを
めぐる本当の「潮目の歴史」を学び、それを通じて明日を見通す力を
養われることを願ってやみません。

IISIA代表・原田武夫

ページの先頭へ